リリースノート¶
- CHANGE
後方互換性のない変更
- UPDATE
後方互換性がある変更
- ADD
後方互換性がある追加
- FIX
バグ修正
2022.1.3¶
- リリース:
2022-11-02
変更履歴¶
[FIX] 依存している OpenSSL を 3.0.7 にアップデートしました
[FIX] データチャネルの性能ボトルネックを修正しました
[FIX] データチャネル利用時に高負荷になった状態が継続する問題を修正しました
[FIX] データチャネル利用時に意図しないメッセージを受信した際の問題を修正しました
[FIX] データチャネル利用時に意図しないエラーが発生する問題を修正しました
[FIX] データチャネル利用時に
compressがtrueになっている Label のメッセージが壊れている場合の問題を修正しました
2022.1.1¶
- リリース:
2022-07-12
変更履歴¶
[FIX] 依存している OpenSSL を 3.0.5 にアップデートしました
[FIX] 録画機能の
type: split-archive-endウェブフックには解像度を含めないように修正しました[FIX] 録画機能の
split-archive-end-<connection_id>.jsonファイルには解像度を含めないように修正しました[FIX]
sora.logにでるべきログの一部がinternal.logに出力されていた問題を修正しました[FIX] クラスターのノードが異常な状態になったタイミングで
emergencyログを出力して終了するように修正しました[FIX] sora.conf の
default_multistreamが true の時に、"type": "connect"メッセージのroleにsendrecvを指定し、かつmultistreamを指定しない場合に、エラーとなり接続できない問題を修正しました
2022.1.0¶
- リリース:
2022-06-29
ハイライト¶
Ubuntu 22.04 に対応しました
RHEL 9 に対応しました
サイマルキャスト機能が正式版になりました
スポットライト機能が正式版になりました
スポットライト機能がサイマルキャスト無効でも利用できるようになりました
サイマルキャスト機能やスポットライト機能利用時に、視聴されていないストリームは復号処理を行わない仕組みを追加しました
録画機能で、録画ファイル分割出力機能を有効にした場合にも recording.report ウェブフック通知とレポートファイルが作成されるようになりました
クラスター利用時に、同一ライセンスを利用できる「最大ノード数ライセンス」の提供を開始しました
クラスター機能で録画状態を共有する機能を追加しました
クラスター機能でクラスター参加を自動で行う仕組みを追加しました
クラスター機能でネットワーク障害発生時に自動で復旧を試みる仕組みを追加しました
特定の接続からのストリームを受信しないようにできる
bundle_idを追加しましたセンシティブなデータが含まれる可能性がある
session_metadataやevent_metadataの値を"REDACTED"という文字列に置き換える仕組みを追加しました
廃止情報¶
sora.confのdemoを廃止しましたsora.confのremote_statsを廃止しましたsora.confのunuse_metadata_listを廃止しましたsora.confのuse_re_offerを廃止しましたGetAllRemoteStats API を廃止しました
GetChannelRemoteStats API を廃止しました
GetConnectionRemoteStats API を廃止しました
StopRecording API の
redirectを廃止しました
互換なしの変更情報¶
マルチストリームをデフォルトで有効にしました
sora.confのdefault_multistreamをfalseにすることでマルチストリームがデフォルトではなくなりますこの設定は 2023 年 6 月リリースの Sora にて廃止されます
詳細は sora.conf の default_multistream の廃止 をご確認ください
type: archive.endをtype: split-archive.endに変更しましたsora.confのsplit_archive_legacy_prefixをtrueにすることでtype: archive.endがそのまま利用できますこの設定は 2023 年 6 月リリースの Sora にて廃止されます
詳細は sora.conf の split_archive_legacy_prefix の廃止 をご確認ください
type: archive.splitをtype: split-archive.availableに変更しましたsora.confのsplit_archive_legacy_prefixをtrueにすることでtype: archive.splitがそのまま利用できますこの設定は 2023 年 6 月リリースの Sora にて廃止されます
詳細は sora.conf の split_archive_legacy_prefix の廃止 をご確認ください
archive-<connection-id>_<index>.webmをsplit-archive-<connection-id>_<index>.webmに変更しましたsora.confのsplit_archive_legacy_prefixをtrueにすることでarchive-<connection-id>_<index>.webmがそのまま利用できますこの設定は 2023 年 6 月リリースの Sora にて廃止されます
詳細は sora.conf の split_archive_legacy_prefix の廃止 をご確認ください
archive-<connection-id>_<index>.jsonをsplit-archive-<connection-id>_<index>.jsonに変更しましたsora.confのsplit_archive_legacy_prefixをtrueにすることでarchive-<connection-id>_<index>.jsonがそのまま利用できますこの設定は 2023 年 6 月リリースの Sora にて廃止されます
詳細は sora.conf の split_archive_legacy_prefix の廃止 をご確認ください
セッションウェブフックでセッションの接続数が 0 のタイミングで
multistreamとspotlightがセッションと異なる新規接続が来た場合は既存のセッションを破棄しsession.destroyedウェブフックを通知した後に、新規でセッションを作成しsession.createdを通知するように変更しましたセッションウェブフックでセッションの接続数が 0 ではないタイミングで
multistreamとspotlightがセッションと異なる新規接続が来た場合はINVALID-SIGNALING-PARAMSエラーを返し切断するように変更しましたセッションウェブフック
session.createdとsession.destroyedのcreated_timeとdestroyed_timeを UNIX 時間に変更しましたsora.logとinternal.logの時刻を RFC3339 準拠に変更しましたcluster関連設定名を変更しましたcluster_node_nameをnode_nameへ変更しましたcluster_api_urlをexternal_api_urlへ変更しましたcluster_signaling_urlをexternal_signaling_urlへ変更しましたsora_versionをversionに変更しました
cluster関連 API の引数や戻り値を変更しましたクラスター機能を有効にしたときのモードを
initialへ変更しましたクラスターに参加したときに自動でモードが
initialからnormalへ切り替わるよう変更しました
変更履歴¶
[CHANGE] セッションウェブフック
session.createdのcreated_timeを UNIX 時間に変更しました[CHANGE] セッションウェブフック
session.destroyedのcreated_timeを UNIX 時間に変更しました[CHANGE] セッションウェブフック
session.destroyedのdestroyed_timeを UNIX 時間に変更しました[UPDATE] 組み込みの開発ツールを
2022.1.0にアップデートしました[ADD] RHEL 9 x86_64 に対応しました
[ADD] Ubuntu 22.04 x86_64 に対応しました
[ADD] イベントウェブフック
connection.createdに RFC3339 形式で出力するcreated_timestampを追加しました[ADD] イベントウェブフック
connection.updatedに RFC3339 形式で出力するcreated_timestampを追加しました[ADD] イベントウェブフック
connection.destroyedに RFC3339 形式で出力するcreated_timestampを追加しました[ADD] イベントウェブフック
connection.destroyedに RFC3339 形式で出力するdestroyed_timestampを追加しました[ADD] イベントウェブフック
connection.destroyedに UNIX 時間で出力するdestroyed_timeを追加しました[ADD] GetStatsReport API に Sora のバージョンを取得できる
versionを追加しました[ADD] 認証成功時の H.265 の払い出しを追加しました
[ADD] 認証ウェブフックに
simulcast_ridを追加しました[ADD] Sora 内部で利用するファイルを書き出す
dataディレクトリを追加しました[ADD]
sora.confに Sora 内部で利用するファイルを書き出すdataディレクトリを指定するdata_dirを追加しました[FIX] Opus の RED の仕様変更ともない動作しなくなっていた問題を修正しました
[FIX] 0 番ポートでパケットが送られてきた場合の問題を修正しました
[FIX] DTLS で異常なパケットが送られてきた場合でも可能な限り丁寧に終了処理を行うように修正しました
[FIX] 異常な STUN パケットが送られてきた場合の問題を修正しました
[FIX] 録画した WebM ファイルの
Cluster Timecodeが負の値になると発生する問題を修正しました
マルチストリームをデフォルトで有効化¶
マルチストリームをデフォルトで有効にしました。
いままでマルチストリームを利用する場合は、シグナリング接続時に "multistream": true を指定して有効にする必要がありました。これをデフォルトで有効に変更しました。
今後は、マルチストリームを利用しない場合は明示的に "multistream": false を指定する必要があります。
[CHANGE] マルチストリームをデフォルトで有効に変更しました
[ADD]
sora.confにマルチストリームのデフォルト値を指定するdefault_multistreamを追加しましたデフォルトでは
trueが設定されていますこの設定は 2023 年 6 月リリース予定の Sora にて廃止します
詳細は sora.conf の default_multistream の廃止 をご確認ください
例外的にスポットライト機能を利用するときは "multistream": true を明示する必要があります。
bundle_id の追加¶
複数のコネクションを同じ端末から接続する際、それぞれのコネクションで同一の bundle_id を指定すると、
同一の bundle_id を指定した接続からの音声や映像、メッセージングを受信しなくなります。
画面共有の映像を受信したくない場合などにお使いください。
[ADD]
sora.confに"type": "connect"時にbundle_idを指定できるかどうかを設定する signaling_bundle_id を追加しましたデフォルトでは
falseが設定されています
[ADD]
sora.confに signaling_notify_bundle_id を追加しましたデフォルトでは
trueが設定されています
[ADD]
"type": "connect"でbundle_idが指定可能になりました詳細は bundle_id の指定 をご確認ください
[ADD] 認証成功時の払い出しで
bundle_idを指定可能になりました詳細は bundle_id の払い出し をご確認ください
sora.log と internal.log の出力¶
[CHANGE] タイムスタンプの出力を RFC3339 準拠に変更しました
Sora 2021.2.7 まで
2022-03-07 02:54:26.847 UTC [info] [-/-/-] <0.1218.0> SORA | node_name=sora@192.0.2.1, version=2021.2.7
Sora 2022.1.0 から
2022-03-07T02:54:26.847130Z [info] [-/-/-] <0.1218.0> SORA | node_name=sora@192.0.2.1, version=2022.1.0
録画機能¶
[CHANGE] 分割録画ファイルとメタデータファイルの出力名を
archive-<connection_id>_<index>.(json|webm)からsplit-archive-<connection_id>_<index>.(json|webm)に変更しましたsora.confのsplit_archive_legacy_prefixをtrueにすることでarchive-<connection_id>_<index>.(json|webm)を維持できます
[CHANGE] 録画分割時のウェブフックのタイプ
"type": "archive.split"を"type": "split-archive.available"に変更しました[CHANGE] 録画分割時のウェブフックのタイプ
"type": "split.end"を"type": "split-archive.end"に変更しました[CHANGE] 録画一時ファイルディレクトリ
archive_tmp_dirに保存される録画一時ファイルは、録画が失敗した場合には削除されなくなりました[ADD]
report-<connection_id>.jsonにnode_nameとlabel項目を追加しました[ADD]
sora.confに分割録画ファイル名をarchive-<connection_id>_<index>.(json|webm)にするsplit_archive_legacy_prefixを追加しましたデフォルトは
falseですこの設定は 2023 年 6 月リリース予定の Sora にて廃止します
詳細は sora.conf の split_archive_legacy_prefix の廃止 をご確認ください
[ADD] 録画の状態をクラスターで共有する仕組みを追加しました
[ADD]
split_onlyにtrueを指定した場合に、archive.endウェブフックと対になるsplit-archive-end-<connection_id>.jsonファイルを作成するようになりました[ADD]
split_onlyにtrueを指定した場合でもrecording.reportウェブフックリクエストを飛ばすようになりました[ADD]
split_onlyにtrueを指定した場合でもreport-<recording_id>.jsonファイルを作成するようになりました[ADD] 録画メタデータファイルとレポートファイルに
labelとnode_nameを追加するようにしました[UPDATE] 録画で生成された WebM ファイルが Windows の
Windows標準アプリケーションの"映画&テレビ"で正常に再生できない問題へ対応しましたSora 側の問題ではなく
Windows標準アプリケーションの"映画&テレビ"が WebM の仕様を守っていないことによる問題です
サイマルキャストやスポットライト機能利用時の負荷削減¶
[ADD] サイマルキャストやスポットライト利用時に誰も視聴していない音声や映像ストリームの復号を行わない処理を追加しました
[ADD] 統計 API の rtp 項目に
tocal_decrypt_skipped_audio_srtpを追加しました[ADD] 統計 API の rtp 項目に
tocal_decrypt_skipped_video_srtpを追加しました[ADD] 統計 API の simulcast.rtp.(r0|r1|r2) 項目に
total_decrypt_skipped_srtpを追加しました
サイマルキャスト無効でのスポットライト機能利用¶
[ADD] スポットライト機能を
"simulcast": falseでも利用可能になりました
クラスター機能¶
[CHANGE] クラスター有効時に起動した際のモードを
initialモードに変更しました[CHANGE] クラスターに参加したタイミングで自動で
initialモードからnormalモードに切り替わるように変更しました[CHANGE]
sora.confのcluster_node_nameをnode_nameに変更しました[CHANGE]
sora.confのcluster_signaling_urlをexternal_signaling_urlに変更しました[CHANGE]
sora.confのcluster_api_urlをexternal_api_urlに変更しました[CHANGE] クラスター有効時に sora.log / internal.log にクラスターノード名を出力するように変更しました
[CHANGE] JoinCluster API の
cluster_node_nameをcontact_node_nameに変更しました[CHANGE] ListClusterNodes API の
cluster_node_nameをnode_nameに変更しました[ADD] クラスターから特定のノードの情報を消去する PurgeClusterNode API を追加しました
[ADD]
sora.confに Sora 起動時に自動でクラスター参加を試みるcontact_node_name_listを追加しました詳細は contact_node_name_list をご確認ください
[ADD]
sora.confにネットワーク障害等発生時に自動で再接続を試みるcluster_auto_reconnectを追加しましたデフォルトは有効です
詳細は cluster_auto_reconnect をご確認ください
[ADD] ネットワーク障害等発生時に自動で復旧を試みる仕組みを追加しました
最大ノード数対応ライセンス¶
クラスター利用時に複数のノードに同一ライセンスを利用可能にする最大ノードライセンスの提供を開始しました。
詳細は 最大ノード数ライセンス をご確認ください。
[CHANGE] 最大ノード数ライセンスに対応していない同一ライセンスを複数のノードに適用し、クラスターを構築しようとすると
DUPLICATE-LICENSEが出力されるように変更されました無制限ライセンスをご利用のお客様でクラスターを利用されている場合はサポートまでご連絡ください
[ADD] クラスター利用時に同一ライセンスを利用可能な最大ノード数ライセンスに対応しました
新規でライセンスを発行し直す必要がありますのでサポートまでご連絡ください
新しくライセンスに
max_nodesという項目を追加し、この最大ノード数までは複数の Sora で同一ライセンスを利用可能になります
統計機能¶
[ADD] 統計 API の rtp 項目に
total_received_srtp_invalidを追加しました[ADD] 統計 API の turn 項目に
total_received_unknown_packetを追加しました[ADD] 統計 API の turn 項目に
total_received_stun_unknownを追加しました[ADD] 統計 API の turn 項目に
total_received_stun_invalidを追加しました[ADD] 統計 API の turn 項目に
total_received_turn_invalid_stunを追加しました[ADD] データチャネルの破棄やリトライの回数をラベル毎に取得できるようになりました
データチャネルの破棄メッセージ数
total_data_channel_abandon_messageを追加しましたデータチャネルの再送メッセージ数
total_data_channel_retransmit_messageを追加しましたデータチャネルの
DATA_CHANNEL_OPENメッセージ数total_data_channel_ack_messageを追加しましたデータチャネルの
DATA_CHANNEL_ACKメッセージ数total_data_channel_open_messageを追加しました
[UPDATE]
total_sent_data_channel_messageからDATA_CHANNEL_OPENメッセージを除外しました[UPDATE]
total_received_data_channel_messageからDATA_CHANNEL_ACKメッセージを除外しました
センシティブデータ編集済出力機能¶
詳細は センシティブデータ をご確認ください。
[CHANGE]
auth_webhook.logに含まれるevent_metadataの中身を編集済みを表す"REDACTED"という文字列に置き換える変更を行いました[CHANGE]
session_webhook.logに含まれるsession_metadataとevent_metadataの中身を編集済みを表す"REDACTED"という文字列にに置き換える変更を行いました[CHANGE]
event_webhook.logに含まれるevent_metadataの中身を編集済みを表す"REDACTED"という文字列にに置き換える変更を行いましたevent_webhook_error.logのevent_metadataは置き換えを行いません
[ADD]
sora.confにAPI 戻り値に含まれるセンシティブな可能性があるデータを編集済みを表す"REDACTED"という文字列に置き換えるredact_api_sensitive_dataを追加しましたデフォルトでは
trueevent_metadataの中身を"REDACTED"という文字列に置き換えます
[ADD]
sora.confに録画メタデータファイルに含まれるセンシティブな可能性があるデータを"REDACTED"という文字列に置き換えるredact_archive_metadata_sensitive_dataを追加しましたデフォルトでは
trueevent_metadataの中身を"REDACTED"という文字列に置き換えます
2021.2.8¶
- リリース:
2022-04-11
- 対応 Chrome:
M98 以降
- 対応 Firefox:
97 以降
- 対応 Safari:
15.3 以降
- 対応 Edge:
98 以降
変更履歴¶
[FIX] 依存ライブラリ OpenSSL を 1.1.1n にアップデートしました
2021.2.7¶
- リリース:
2022-02-24
- 対応 Chrome:
M98 以降
- 対応 Firefox:
97 以降
- 対応 Safari:
15.3 以降
- 対応 Edge:
98 以降
変更履歴¶
[CHANGE] 録画失敗時でも一時ファイルを削除しないようにしました
[FIX] PauseRtpStream API がイベントウェブフック connection.created を受け取ったタイミングで実行しても正常に動作しない問題を修正しました
[FIX] 録画ファイル分割出力のみの場合でも、一時ファイルが録画終了時まで削除されずに残っていた問題を修正しました
2021.2.1¶
- リリース:
2021-12-20
- 対応 Chrome:
M97 以降
- 対応 Firefox:
95 以降
- 対応 Safari:
15.1 以降
- 対応 Edge:
97 以降
[FIX] 録画機能利用時に
sora.confの archive_tmp_dir と archive_dir で指定される 2 つのディレクトリが異なるファイルシステムにある場合に、録画ファイルの生成に失敗する問題を修正しました
2021.2.0¶
- リリース:
2021-12-15
- 対応 Chrome:
M97 以降
- 対応 Firefox:
95 以降
- 対応 Safari:
15.1 以降
- 対応 Edge:
97 以降
ハイライト¶
クラスター機能を追加しました
DataChannel を利用したメッセージング機能を追加しました
統計エクスポーター機能を追加しました
スポットライト機能のフォーカス/アンフォーカスを変更する API を追加しました
ICE コネクションステート機能を追加しました
シグナリング通知に録画開始/終了の通知を追加しました
セッションウェブフックを追加しました
音声冗長化機能に対応しました
AV1 コーデック利用時の録画に対応しました
廃止情報¶
CentOS 8 への対応を終了しました
詳細は CentOS 8 対応 をご確認ください
スポットライトレガシー機能を廃止しました
詳細は スポットライトレガシー機能の廃止 をご確認ください
統計機能の
rtpにあるrtcpを廃止しました詳細は rtp にある RTCP 関連統計情報を廃止 をご確認ください
sora.confのextmap_allow_mixed設定を廃止しました詳細は extmap_allow_mixed 設定のデフォルト有効化と廃止 をご確認ください
sora.confのdcsctp_association_max_retrans設定を廃止しました詳細は sora.conf の dcsctp_association_max_retrans を廃止 をご確認ください
実験的機能である
sora.confのopus_param_clock_rate設定を廃止しましたListAllConnections API を廃止しました
今後は ListConnections API をご利用ください。
ListChannelClients API を廃止しました
今後は ListChannelConnections API をご利用ください
互換性なしの変更情報¶
変更点の不明点についてはサポートまでお問い合わせください
猶予期間を儲けない変更となっておりますのでご注意ください
ListConnections API の戻り値に含まれる
connection_created_timestamp_secの項目名をcreated_timeに変更、単位を秒からマイクロ秒に変更しておりますListChannelConnections API の戻り値に含まれる
connection_created_timestamp_secの項目名をcreated_timeに変更しており、単位を秒からマイクロ秒に変更しております
変更履歴¶
[CHANGE]
connection.logのタイムスタンプを秒からマイクロ秒に変更しました[CHANGE] Chrome 側の破壊的変更により Chrome M95 以前の AV1 への対応を廃止しました
AV1 を利用する場合は Chrome M96 以降をご利用ください
[ADD]
sora.confに TURN-TCP で Allocate-Success を遅延させる turn_tcp_allocate_success_delay_time を追加しましたデフォルトは
100 msです0-1000 ms の範囲で指定可能です
[ADD] Sora 起動時に Sora のバージョンが INFO レベルで
sora.logに出力されるようになりました2021-12-15 12:34:56.789 UTC [info] [-/-/-] <0.235.0> SORA | node_name=sora@127.0.0.1, version=2021.2.0
移行¶
[CHANGE]
sora.confのuse_re_offerがtrueの場合type: updateを Sora に送るとエラーになるよう変更しました[CHANGE]
sora.confのuse_re_offerのデフォルト値をtrueに変更しましたこの設定は 2022 年 6 月リリース予定の Sora にて廃止します
[CHANGE]
sora.confのunuse_metadata_listのデフォルト値をtrueに変更しましたこの設定は 2022 年 6 月リリース予定の Sora にて廃止します
開発ツール¶
[CHANGE] デモ機能を 開発ツール と名前を変更しました
[CHANGE]
sora.confのdemoをtrueにした場合 devtools が有効になるように変更しましたsora.confのdemoは 2022 年 6 月のリリースにて廃止します詳細は sora.conf の demo の廃止 をご確認ください
[ADD]
sora.confに devtools を追加しましたデフォルトは
falseです
ウェブフック¶
[ADD] 認証ウェブフックに
node_nameを追加しました[ADD] イベントウェブフックに
node_nameを追加しました[ADD] イベントウェブフックの
recording.reportにfilenameとfile_pathを追加しましたmetadata_filenameとmetadata_file_pathは 2022 年 12 月リリース予定の Sora で廃止します廃止対象は JSON 内の
"data"直下のフィールドのみで、"archives"以下にあるmetadata_filenameとmetadata_file_pathは変更ありません
セッションウェブフック¶
詳細は セッションウェブフック をご確認ください。
[ADD]
sora.confにセッションウェブフックの URL を指定する session_webhook_url を追加しました[ADD]
sora.confにセッション作成時のタイムアウトを指定する session_created_timeout を追加しましたデフォルトは
5 sです
[ADD]
sora.confに セッション破棄時のタイムアウトを指定する session_destroyed_timeout を追加しましたデフォルトは
15 sです
[ADD]
session.createdウェブフック通知を追加しましたセッションが作成されたタイミングで通知します
[ADD]
session.destroyedウェブフック通知を追加しましたセッションが破棄されたタイミングで通知します
[ADD]
session.vanishedウェブフック通知を追加しましたblock_new_connectionまたはblock_new_sessionモード時に全てのセッションが破棄されたタイミングで通知します
[ADD]
sora.confにsession.vanishedをウェブフックとして通知しない ignore_session_vanished_webhook を追加しましたデフォルトは
trueです
[ADD] セッションウェブフック通知時の HTTP ヘッダーに
x-sora-session-webhook-typeを追加しましたヘッダーの値は
typeの値が入ります
[ADD] セッションウェブフックのログを出力する
log/session_webhook.logを追加しました[ADD] セッションウェブフックの失敗ログを出力する
log/session_webhook_failed.logを追加しました[ADD] GetStatsReport API に合計セッション作成回数
total_session_createdを追加しました[ADD] GetStatsReport API に合計セッション破棄回数
total_session_destroyedを追加しました
モード機能¶
詳細は モード機能 をご確認ください。
[ADD] 新規セッションやコネクションを受け付けなくするモードの仕組みを追加しました
初期値は
normalですsora.confにてclusterを有効にしたときの初期値はblock_new_connectionです
[ADD] モードを切り替える
ChangeMode APIを追加しました"mode": "normal"を指定するとすべての新規コネクションを受け付けます"mode": "block_new_session"を指定することで新規セッションをブロックすることが可能です"mode": "block_new_connection"を指定することで新規コネクションをブロックすることが可能です
[ADD] 現在のモードを取得する
GetMode APIを追加しました
クラスター機能¶
詳細は クラスター機能 をご確認ください。
[ADD] クラスター機能利用時にどのノードへも接続ができない場合
NO-ACCEPTABLE-NODEを出力するようにしました[ADD] 複数 Sora でクラスターを構築し、冗長化する機能を追加しました
[ADD] クラスター機能利用時に新規のチャネルへの接続する際、同時接続に余裕のある Sora ノードに割り当てる機能を追加しました
[ADD] クラスター機能利用時に既存のチャネルへの接続する際、そのチャネルへの接続が存在する Sora ノードに割り当てる機能を追加しました
[ADD] シグナリング接続時に別の Sora ノードにリダイレクトする
"type": "redirect"を追加しましたリダイレクト先のシグナリング URL が
"location": "wss://node01.example.com/signaling"に含まれます
[ADD] リダイレクト先のシグナリング URL を利用する際に
"redirect": trueを"type": "connect"に追加できるようにしました[ADD] sora.conf にクラスター利用時にリダイレクトに利用する
cluster_signaling_urlの設定を追加しましたcluster_signaling_url = wss://node01.example.com/signaling
[ADD] sora.conf にクラスター利用時の Sora ノード名を指定する
cluster_node_nameの設定を追加しましたcluster_node_name = node01@192.0.2.10
[ADD] sora.conf にクラスター利用時に API URL を指定する
cluster_api_urlの設定を追加しましたcluster_api_url = https://node01.example.com/
[ADD] sora.conf にクラスター利用時のノード間通信に使用するポート番号を指定する cluster_listen_min_port と cluster_listen_max_port の設定を追加しました
デフォルトは cluster_listen_min_port が
49010で、 cluster_listen_max_port が49020です
[ADD] クラスターに参加するための JoinCluster API を追加しました
クラスターからの離脱は
bin/sora stopで可能です
[ADD] クラスターに参加しているノード一覧を取得するための ListClusterNodes API を追加しました
[ADD] クラスターに割り当てられているチャネル ID 一覧を取得するための ListClusterChannels API を追加しました
音声冗長化機能¶
この機能は Chrome 96 以降で利用可能です
[ADD]
sora.confに 音声冗長化機能を有効にするaudio_redを追加しました。デフォルトは
falseです音声冗長化についての詳細は PSA: opus+red enabled by default in M96 を参照ください
[ADD] 1 チャネルへの接続が
audio_redへの対応が混在していてもやりとりできるようにしました。
録画機能¶
[ADD] AV1 の録画に対応しました
この機能は Chrome 96 以降で利用可能です
[ADD] StartRecording API にて
metadataを指定可能にしましたmetadataは JSON オブジェクトである必要がありますmetadataはオプションです
[ADD]
recording.reportや録画メタデータファイルに StartRecording API で指定したmetadataを出力するようにしました指定しなければ
metadataが出力されません
[ADD] シグナリング通知を利用している場合、録画開始時に "event_type": "recording.started" が通知されるようになりました
[ADD] シグナリング通知を利用している場合、録画終了時に "event_type": "recording.stopped" が通知されるようになりました
[ADD]
sora.confに録画関連をシグナリング通知で送信するかどうかを指定する signaling_notify_recording を追加しました
統計エクスポーター機能¶
クライアントから送られてきた統計情報を HTTP/2 経由で外部へ出力する機能です。
詳細は 統計エクスポーター機能 をご確認ください。
[ADD]
sora.confに統計エクスポーターの接続先を指定する stats_collector_url を追加しましたstats_collector_url = http://h2c.example.com:5890/collectorstats_collector_url = https://h2.example.com/collector
[ADD] 統計コレクターへ送信時の HTTP ヘッダーに
x-sora-stats-exporter-typeを追加しましたヘッダーの値は
typeの値が入ります
[ADD]
sora.confに統計エクスポーターの数を指定する stats_exporter_number を追加しましたデフォルトは
5です
[ADD]
sora.confに stats_exporter_tls_fullchain_file を追加しました[ADD]
sora.confに stats_exporter_tls_privkey_file を追加しました[ADD]
sora.confに stats_exporter_tls_verify_cacert_file を追加しました[ADD] 頻繁に送らない項目を定義しました
1 h に 1 回送ります
codec / local-candidate / remote-candidate / certificate / peer-connection / track-stream
スポットライト機能¶
フォーカス/アンフォーカス挙動変更 API を追加しました。
[ADD] スポットライトのフォーカス/アンフォーカス挙動を変更する RequestSpotlightRid API` を追加しました
[ADD] スポットライトのフォーカス/アンフォーカス挙動をリセットする ResetSpotlightRid API を追加しました
[ADD] スポットライトのフォーカス/アンフォーカス挙動を一括で変更する BatchRequestSpotlightRid API を追加しました
ICE コネクションステート機能¶
詳細は ICE コネクションステート機能 をご確認ください。
[ADD]
sora.confに ice_connection_state_disconnected_timeout を追加しましたデフォルトは
5 sです
[ADD]
sora.confに ice_connection_state_failed_timeout を追加しましたデフォルトは
10 sです
[ADD]
sora.logに warning でICE-CONNECTION-DISCONNECTEDが出力されるようになりました1000 ms間隔で 5 秒間STUN Binding-Requestを送っても 1 度もSTUN Binding-Successが返ってこない場合に出力されます1000 msはsora.confの ice_connection_state_disconnected_timeout にて変更可能です
[ADD]
sora.logにerrorでICE-CONNECTION-FAILEDが出力されるようになりましたこの場合 Sora は接続を切断します
50 ms間隔で 10 秒間STUN Binding-Requestを送っても 1 度もSTUN Binding-Successが返ってこない場合に出力されます50 msはsora.confの ice_connection_state_failed_timeout にて変更可能です
DataChannel 機能¶
[CHANGE] 利用しない DataChannel を作成しない仕組みを追加しました
sora.confの signaling_notify が無効の場合はlabel: notifyの DataChannel は作成しませんsora.confの e2ee が無効の場合はlabel: e2eeの DataChannel は作成しませんsora.confの user_agent_stats が無効の場合はlabel: statsの DataChannel は作成しません
[CHANGE]
dcsctp_association_max_retransを廃止しました切断判定には ICE コネクションステート機能が利用されます
メッセージング機能¶
詳細は メッセージング機能 をご確認ください。
DataChannel を利用したメッセージをユーザが提起して自由に送ることができる機能です。ラベルは # から始まる必要があります。
[ADD]
type: connectにdata_channelsを追加しましたメッセージ機能は
[{"label": "#abc", "direction": "sendrecv"}, ...]で指定可能ですメッセージのラベルを指定する
labelを追加しました^#[a-zA-Z0-9][a-zA-Z0-9-]{1,30}$
メッセージのメッセージの方向を指定する
directionを追加しましたsendrecv/sendonly/recvonlyのどれかを指定して下さい方向はクライアントから見た視点で
roleと同様です
メッセージの順番を指定する ordered を追加しました
デフォルトは
trueです
メッセージのリトライ時間を指定する max_packet_life_time を追加しました
デフォルト指定無しです
単位はミリ秒です
メッセージのリトライ回数を指定する max_retransmits を追加しました
デフォルト指定無しです
メッセージの圧縮を指定する compress を追加しました
デフォルトは
falseです
[ADD]
sora.confに data_channel_messaging を追加しましたデフォルトは
falseです
[ADD] 認証成功時の払い出しで
data_channelsを指定できるようにしました"type": "connect"時に、指定されたdata_channelsを上書きできます
[ADD]
sora.confに data_channel_messaging_only を追加しましたデフォルトは
falseです
ユーザーエージェント統計 API¶
リモート統計情報 API の名前を変更し整理した API です。
リモート統計情報 API は 2022 年 6 月リリースの Sora にて廃止しますので、 ユーザーエージェント統計情報 API に切り替えをお願いします。
[CHANGE]
remote_statsをデフォルトfalseにしました[ADD]
sora.confにuser_agent_statsを追加しましたデフォルトは
trueですremote_statsは 2022 年 6 月にて廃止されます
[ADD] ListUserAgentStats API を追加しました
GetAllRemoteStats の代替 API です
[ADD] ListChannelUserAgentStats API を追加しました
GetChannelRemoteStats の代替 API です
[ADD] GetUserAgentStats API を追加しました
GetConnectionRemoteStats の代替 API です
2021.1.4¶
- リリース:
2021-10-29
- 対応 Chrome:
M95 以降
- 対応 Firefox:
93 以降
- 対応 Safari:
15.1 以降
- 対応 Edge:
95 以降
変更履歴¶
[FIX] ネットワークが不安定な場合に録画が失敗する問題を修正しました
[FIX] Safari を利用した場合に特定条件で復号が失敗する問題を修正しました
2021.1.2¶
- リリース:
2021-09-17
- 対応 Chrome:
M93 以降
- 対応 Firefox:
92 以降
- 対応 Safari:
14.1 以降
- 対応 Edge:
93 以降
変更履歴¶
[UPDATE] デモ機能で利用している sora-demo を 2021.1.6 にアップデートしました
[ADD] 切断 API の
reasonを指定した場合に、指定したreasonが、イベントウェブフックconnection.destroyedにdisconnect_api_reasonとして含まれるようになりました今まで
reasonとして入ってきていたのと同じ値が入ります
[ADD]
"type": "disconnect"にreasonを指定した場合に、指定したreasonが、イベントウェブフックconnection.destroyedにtype_disconnect_reasonとして含まれるようになりました[ADD] イベントウェブフック
connection.*のdataに"created_time": "connection.created 時の UNIX 時刻"を追加しました[ADD]
sora.confにスポットライトでフォーカスされた後、一定時間追い出されなくなる default_spotlight_focus_min_interval を追加しましたデフォルトは
2000 msです
[FIX] スポットライト機能で複数人が音を出し続けていると頻繁にフォーカスが入れ替わる問題を修正しました
アンフォーカス後のフォーカスは、最低でも default_spotlight_delayed_focus_interval だけ待つようになりました
[FIX] スポットライト機能でアンフォーカスからフォーカスに変わるタイミングで音声や映像が配信されなくなる場合がある問題を修正しました
[FIX] スポットライト機能で自動アンフォーカスが指定した時間よりも速く行われる問題を修正しました
[FIX] IPv6 のみで正常に接続できない場合がある問題を修正しました
[FIX] クライアントから
"type": "candidate"を送ることができる回数を 20 から 50 に変更しました[FIX] DataChannel におけるエンドポイント障害検出カウンターのリセットタイミングを修正しました
[FIX] 一部の HTTP API のバリデーションが正常に動作していない問題を修正しました
[FIX] シグナリングが DataChannel に切り替わったタイミングで WebSocket のアイドルタイムアウトが無制限になるように修正しました
[FIX] SRTP/SRTCP の暗号が AES-GCM の場合に、長時間配信すると正常に復号できなくなる問題を修正しました
[FIX] sora.conf の不要なコメントを削除しました
2021.1¶
- リリース:
2021-06-23
- 対応 Chrome:
M91 以降
- 対応 Firefox:
89 以降
- 対応 Safari:
14.1 以降
- 対応 Edge:
91 以降
廃止情報¶
role の upstream と downstream を廃止¶
role の upstream と downstream を廃止しました。
詳細は role の upstream と downstream を廃止 をご確認ください。
allow_client_id_assignment 設定を廃止¶
接続時や認証成功時に、常に client_id を指定できるようになり、
sora.conf の allow_client_id_assignment を廃止しました。
詳細は client_id を指定する設定の廃止 をご確認ください。
旧サイマルキャスト API を廃止¶
Sora_20180820.ChangeSimulcastQuality API を廃止しました。
詳細は 旧サイマルキャスト画質変更 API の廃止 をご確認ください。
互換なしの変更情報¶
廃止以外の互換性がない機能変更はありません。
実験的機能から正式機能へ昇格¶
Sora_20201120.PushChannelByRoleAPISora_20201120.DisconnectChannelByRoleAPI
ハイライト¶
スポットライト機能に rid 指定機能を追加しました
スポットライト機能に遅延フォーカス機能を追加しました
スポットライト機能に自動アンフォーカス機能を追加しました
スポットライト機能にフォーカスなしの音声配信機能を追加しました
シグナリングを WebSocket から DataChannel へ切り替える機能を追加しました
DataChannel 経由のシグナリング利用時に WebSocket の切断を無視する機能を追加しました
より少ない CPU リソースでより多くの接続を処理できるようになりました
変更履歴¶
[UPDATE] デモ機能で利用している sora-demo を 2021.1 にアップデートしました
[UPDATE] より少ない CPU リソースで多くの接続を処理できるようになりました
[ADD] TURN-TCP 利用時の Proxy Protocol v1 へ対応しました
これに伴い TURN-TLS、TURN-TCP、シグナリングで 443 番ポートを使用する の内容が Sora 2021.1 向けに変更されています
nginx の変更はしなくても動作しますが、変更をお勧めします
[ADD] シグナリング
"type": "offer"時に配信で有効になっているaudioまたはvideoのmidを含めるようにしました例:
"type": "offer", "mid": {"audio": "audio_lFaJYL", "video": "video_lMjsoq"}
[ADD]
"type": "udpate"の代わりに"type": "re-offer"を送れるように、sora.confにuse_re_offerを追加しましたデフォルトは
falseですこの設定は 2021 年 12 月リリースの Sora にてデフォルト
trueに変更されますこの設定は 2022 年 6 月リリースの Sora にて廃止され、常に
"type": "re-offer"が送られるようになります
[ADD] シグナリング通知メタデータの利用時に、
metadata_listの代わりにdataを送れるように、sora.confにunuse_metadata_listを追加しましたデフォルトは
falseですこの設定は 2021 年 12 月リリースの Sora にてデフォルト
trueに変更されますこの設定は 2022 年 6 月リリースの Sora にて廃止され、常に
dataが送られるようになります
[FIX] 録画機能の利用時で映像が送られてこない際に WebM の PixelWidth / PixelHeight が 0 になる問題を修正しました
[FIX] 不安定な回線や音声パケットが送られてこなくなる場合にクライアント側でリップシンクが正常に行われず、音声と映像がずれてしまう問題を修正しました
[FIX] 音声クロックレートが 48000 Hz 固定になってしまう問題を修正しました
[FIX] スポットライトレガシーで recvonly が利用できてしまう問題を修正しました
[FIX] TURN-TCP で問題があった際に、シグナリングを切断しない限り接続が残り続ける問題を修正しました
統計機能¶
[ADD] RTP ヘッダー拡張の統計情報を追加しました
[ADD] サイマルキャストの rid 単位の RTP 統計情報を追加しました
[ADD] サイマルキャストの rid 単位の RTP ヘッダー拡張統計情報を追加しました
[ADD] RTCP 統計情報を
rtcpに移動しました2021 年 12 月のリリースにて
rtpから RTCP 関連の統計情報を削除します
スポットライト機能¶
実験的機能
[CHANGE] デフォルトの
r0のmaxFramerateを1.0から5.0に変更しました
スポットライト機能: rid 指定¶
実験的機能
スポットライト利用時にフォーカス、アンフォーカスそれぞれで受信する映像を接続毎に指定できるようになりました。 これによりモバイル端末や回線が不安定な場合は映像を一切受信しないなどの設定ができます。
[ADD] アンフォーカス時に受信する rid を指定できるように、
sora.confに default_spotlight_unfocus_rid を追加しましたデフォルトは
r0none,r0,r1,r2を指定可能
[ADD] フォーカス時に受信する rid を指定できるように、
sora.confに default_spotlight_focus_rid を追加しましたデフォルトは
r1none,r0,r1,r2を指定可能
[ADD] アンフォーカス時に受信する rid を指定できるように、シグナリング
"type": "connect"にspotlight_unfocus_ridを追加しましたデフォルトは
sora.confの default_spotlight_unfocus_rid の値が採用されますnone,r0,r1,r2を指定可能
[ADD] フォーカス時に受信する rid を指定できるように、シグナリング
"type": "connect"にspotlight_focus_ridを追加しましたデフォルトは
sora.confの default_spotlight_focus_rid の値が採用されますnone,r0,r1,r2を指定可能
[ADD] アンフォーカス時に受信する rid を指定できるように、認証成功時の払い出しに、
spotlight_unfocus_ridを追加しましたデフォルトは
sora.confの default_spotlight_unfocus_rid の値が採用されます"type": "connect"時に、指定されたspotlight_unfocus_ridを上書きできますnone,r0,r1,r2を指定可能
[ADD] フォーカス時に受信する rid を指定できるように、認証成功時の払い出しに
spotlight_focus_ridを追加しましたデフォルトは
sora.confの default_spotlight_focus_rid の値が採用されます"type": "connect"時に、指定されたspotlight_focus_ridを上書きできますnone,r0,r1,r2を指定可能
スポットライト機能: 遅延フォーカス¶
実験的機能
スポットライト利用時に、ちょっとした物音やあいづちではすぐにフォーカスされないように、フォーカスを遅延させる機能を追加しました。 この機能によりサーバーからクライアントへのパケット流量を減らすことができるようになりました。
[ADD] アンフォーカス時にフォーカスを遅延させるかどうかを指定できるように、
sora.confに default_spotlight_delayed_focus を追加しましたデフォルトは
true
[ADD] アンフォーカス時にフォーカスを遅延させる時間を指定できるように、
sora.confに default_spotlight_delayed_focus_interval を追加しましたデフォルトは
2000 ms
スポットライト機能: フォーカスなしの音声配信¶
実験的機能
スポットライト利用時に、他の人にフォーカスが移った場合でも音声を配信し続ける機能を追加しました。 この機能によりスポットライトの数が少ない場合でも、他の人がフォーカスされたことにより音声が送られなくなる、といったことがなくなりました。
[ADD] フォーカスなしでも音声を配信するかどうかを指定できるように、
sora.confに default_spotlight_unfocus_audio を追加しましたデフォルトは
true
[ADD] フォーカスなしでも音声を配信する上限レートを指定できるように、
sora.confに default_spotlight_unfocus_audio_rate_limit を追加しましたデフォルトは
2単位は
1 音声ストリーム = 50 packets / sです
スポットライト機能: 自動アンフォーカス機能¶
実験的機能
スポットライト利用時に、一定時間音声が配信されていない場合はアンフォーカスする機能を追加しました。 この機能によりサーバーからクライアントへのパケット流量を減らすことができるようになりました。
[ADD] 音がない場合に自動でアンフォーカスするかどうかを指定できるように、
sora.confに default_spotlight_auto_unfocus を追加しましたデフォルトは
true
[ADD] 自動でアンフォーカスする無音時間を指定できるように、
sora.confに default_spotlight_auto_unfocus_interval を追加しましたデフォルトは
10 s1 ms 以上、30 s 以下
API でフォーカスが固定されている場合は自動アンフォーカスの対象外になります
DataChannel 機能: シグナリングの WebSocket から DataChannel への切り替え機能¶
実験的機能
注釈
DataChannel は TURN を利用するため UDP が通らない場合でも問題なく繋がります。
重要
DataChannel 機能を利用する場合は Sora JavaScript SDK 2021.1 以降が必要になります
シグナリングやシグナリング通知、プッシュ通知などで利用している WebSocket から DataChannel へ切り替えます。
ただし WebSocket は切断判定に利用するため、Sora から切断することはありません 。
[ADD]
sora.confに default_data_channel_signaling を追加しましたデフォルトは
falseです
[ADD] シグナリング
"type": "connect"でdata_channel_signaling: booleanを指定できるようにしましたデフォルトは
sora.confの default_data_channel_signaling に設定された値です
[ADD] 認証成功時の払い出しで
data_channel_signaling: booleanを指定できるようにしましたデフォルトは
sora.confの default_data_channel_signaling に設定された値です"type": "connect"時に、指定されたdata_channel_signalingを上書きできます
[ADD] シグナリング
"type": "offer"時にdata_channel_signaling: booleanを払い出すようにしましたこの払い出しは data_channel_signaling が true の時のみ有効です
[ADD] WebSocket から DataChannel へ切り替わった場合は
"type": "switched"が WebSocket 経由で送られるようにしました"type": "switched"を送ったタイミングからWebSocket 経由の"type": "ping"の間隔が 5 秒から 30 秒へ変更されます"type": "switched"を送ったタイミングからWebSocket 経由の"type": "pong"を確認しなくなります
以下の機能が DataChannel に切り替わります。
シグナリング
DataChannel の
labelはsignalingです以下が利用できるメッセージタイプです
"type": "re-offer""type": "re-answer""type": "disconnect"
シグナリング通知
DataChannel の
labelはnotifyです以下が利用できるメッセージタイプです
"type": "notify"
プッシュ通知
DataChannel の
labelはpushです以下が利用できるメッセージタイプです
"type": "push"
E2EE
DataChannel の
labelはe2eeです
統計情報
DataChannel の
labelはstatsです以下が利用できるメッセージタイプです
"type": "req-stats""type": "stats"
DataChannel 機能: WebSocket の切断を無視する機能¶
実験的機能
重要
WebSocket の切断を切断判定に利用しない場合、 DataChannel におけるエンドポイント障害検出が切断の判断に利用されます。
この判断は sora.conf の dcsctp_association_max_retrans の値に依存します。
[ADD]
sora.confに default_ignore_disconnect_websocket を追加しましたデフォルトは
falseですこの値を
trueにした場合、 DataChannel 経由でのシグナリング有効時に WebSocket を切断しても、Sora はクライアントの切断と見なさずに接続が継続します
[ADD]
"type": "connect"時にignore_disconnect_websocket: booleanを指定できるようにしましたデフォルトは
sora.confに設定された値ですこの値を
trueにした場合、 DataChannel 経由でのシグナリング有効時に WebSocket を切断しても、Sora はクライアントの切断と見なさずに接続が継続します
[ADD] 認証成功時の払い出しに
ignore_disconnect_websocket: booleanを指定できるようにしましたデフォルトは
sora.confに設定された値です"type": "connect"時に、指定されたignore_disconnect_websocketを上書きできますこの値を
trueにした場合、 DataChannel 経由でのシグナリング有効時に WebSocket を切断しても、Sora はクライアントの切断と見なさずに接続が継続します
[ADD]
"type": "offer"時にdata_channel_signalingがtrueの場合ignore_disconnect_websocket: booleanを払い出すようにしました
DataChannel 機能: メッセージの圧縮機能¶
実験的機能
DataChannel で送受信するメッセージを圧縮して送受信できる機能です。
"type": "offer" 時に送られてくる data_channels: [{"label": "signaling", "compress": true}, ...] のように compress が true になっている場合は圧縮して送る必要があります。
[ADD]
"type": "offer"時に DataChannel の情報を送るようにしましたdata_channels: [{"label": "<label>", "compress": boolean}, ...]の形式で送られてきますDataChannel を有効にしていない場合は
data_channelsキーは含まれませんcompressがtrueの場合、 DataChannel 経由でのメッセージをzlib/deflateで圧縮/展開する必要があります
DataChannel 機能: クライアント統計情報の要求¶
実験的機能
DataChannel 経由でのシグナリングが有効になると、統計情報を "type": "pong" に入れて返すのではなく、
サーバーから "type": "req-stats" が送られてきたら、 "type": "stats", "reports": [...] で送るという仕組みに切り替わります。
[ADD] DataChannel 経由でのシグナリング利用時に
labelのstatsから"type": "req-stats"が送られてきます送られてくる間隔は
sora.confの data_channel_stats_timer_interval で指定できます
[ADD]
sora.confに data_channel_stats_timer_interval を追加しましたデフォルトは
5 sです最小は
5 sで最大は300 sです
DataChannel 機能: サーバー統計情報¶
実験的機能
GetStats* 系 API に DataChannel 関連の Sora 統計情報を追加しました。
[ADD]
total_dropped_received_data_channelを追加sora.confにて data_channel_packet_loss_simulator_incoming を0ではない値を指定した際に破棄されたパケットの合計数です
[ADD]
total_dropped_sent_data_channelを追加sora.confにて data_channel_packet_loss_simulator_outgoing を0ではない値を指定した際に破棄されたパケットの合計数です
[ADD] 項目に
data_channelを追加しましたlabel単位の統計情報が確認できますtotal_received_data_channel_messagelabel単位で受信したメッセージ数の合計
total_received_data_channel_message_byte_sizelabel単位で受信したメッセージのバイト数の合計
total_sent_data_channel_messagelabel単位で送信したメッセージの数の合計
total_sent_data_channel_message_byte_sizelabel単位で送信したメッセージのバイト数の合計
[ADD] 項目に
sctpを追加しましたtotal_received_invalid_sctptotal_received_sctptotal_received_sctp_byte_sizetotal_received_sctp_chunk_aborttotal_received_sctp_chunk_asconftotal_received_sctp_chunk_asconf_acktotal_received_sctp_chunk_authtotal_received_sctp_chunk_cookie_acktotal_received_sctp_chunk_cookie_echototal_received_sctp_chunk_cwrtotal_received_sctp_chunk_datatotal_received_sctp_chunk_ecnetotal_received_sctp_chunk_errortotal_received_sctp_chunk_forward_tsntotal_received_sctp_chunk_heartbeattotal_received_sctp_chunk_heartbeat_acktotal_received_sctp_chunk_i_datatotal_received_sctp_chunk_i_forward_tsntotal_received_sctp_chunk_inittotal_received_sctp_chunk_init_acktotal_received_sctp_chunk_padtotal_received_sctp_chunk_reconfigtotal_received_sctp_chunk_sacktotal_received_sctp_chunk_shutdowntotal_received_sctp_chunk_shutdown_acktotal_received_sctp_chunk_shutdown_completetotal_received_sctp_chunk_unknowntotal_received_unknown_sctptotal_sent_sctptotal_sent_sctp_byte_sizetotal_sent_sctp_chunk_aborttotal_sent_sctp_chunk_asconftotal_sent_sctp_chunk_asconf_acktotal_sent_sctp_chunk_authtotal_sent_sctp_chunk_cookie_acktotal_sent_sctp_chunk_cookie_echototal_sent_sctp_chunk_cwrtotal_sent_sctp_chunk_datatotal_sent_sctp_chunk_ecnetotal_sent_sctp_chunk_errortotal_sent_sctp_chunk_forward_tsntotal_sent_sctp_chunk_heartbeattotal_sent_sctp_chunk_heartbeat_acktotal_sent_sctp_chunk_i_datatotal_sent_sctp_chunk_i_forward_tsntotal_sent_sctp_chunk_inittotal_sent_sctp_chunk_init_acktotal_sent_sctp_chunk_padtotal_sent_sctp_chunk_reconfigtotal_sent_sctp_chunk_sacktotal_sent_sctp_chunk_shutdowntotal_sent_sctp_chunk_shutdown_acktotal_sent_sctp_chunk_shutdown_completetotal_sent_sctp_chunk_unknown
DataChannel 機能: 設定¶
実験的機能
詳細は DataChannel シグナリング機能 をご確認ください。
[ADD]
sora.confにdcsctp_association_max_retransを追加しましたDataChannel で利用している SCTP プロトコルのエンドポイント障害検出の最大再送値です
デフォルトは
10です最小は
1で最大は128です
[ADD]
sora.confに dcsctp_heartbeat_interval を追加しましたDataChannel で利用している SCTP プロトコルのハートビートを送る間隔です
デフォルトは
30 sです最小は
0 sで最大は120 sです0 sに設定した場合は SCTP レイヤーでのハートビートを送りません
[ADD]
sora.confに data_channel_packet_loss_simulator_incoming を追加しましたデフォルトは
0で無効ですSora が受信する DataChannel のメッセージを、指定した割合で破棄します
[ADD]
sora.confに data_channel_packet_loss_simulator_outgoing を追加しましたデフォルトは
0で無効ですSora が送信する DataChannel のメッセージを、指定した割合で破棄します
RTP ヘッダー拡張機能¶
実験的機能
RTP ヘッダー拡張の利用を指定できるようにしました。
[ADD]
sora.confに RTP ヘッダー拡張urn:3gpp:video-orientationを有効にする設定 rtp_hdrext_video_orientation を追加しましたデフォルトは
false
[ADD]
sora.confに RTP ヘッダー拡張http://www.webrtc.org/experiments/rtp-hdrext/video-content-typeを有効にする設定 rtp_hdrext_video_content_type を追加しましたデフォルトは
false
[ADD]
sora.confに RTP ヘッダー拡張http://www.webrtc.org/experiments/rtp-hdrext/video-timingを有効にする設定 rtp_hdrext_video_timing を追加しましたデフォルトは
false
[ADD]
sora.confに RTP ヘッダー拡張http://www.webrtc.org/experiments/rtp-hdrext/playout-delayを有効にする設定 rtp_hdrext_playout_delay を追加しましたデフォルトは
false
[ADD]
sora.confに RTP ヘッダー拡張http://www.webrtc.org/experiments/rtp-hdrext/color-spaceを有効にする設定 rtp_hdrext_color_space を追加しましたデフォルトは
false
[ADD]
sora.confに RTP ヘッダー拡張urn:ietf:params:rtp-hdrext:sdes:midを有効にする設定 rtp_hdrext_sdes_mid を追加しましたデフォルトは
false